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オーストリアのグラーツでドイツ語圏生活に奮闘しました。


by KKA9216
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WM Siebzehnttag

England 1 - 0 Ecuador
イングランドがエクアドルの速い攻撃陣に少々手こずりましたが見事ベスト8進出です。
攻撃がなかなか噛み合わず苦しい展開が続きながらも、ベッカムのFK1本で先制し、そのあとはしっかり守りきるという、イングランドらしい試合運びでした。見ているファンとしては物足りない試合内容ではありますが、悪いなりにも確実に勝ってくるところはさすがです(前もこういうことを書いた気がします)。そして、多くのファンも内容はどうであれ勝つことを重視し、勝利を心から喜んでいる様子がとても羨ましかったです。
エクアドルは前半10分に相手ミスからもらった超決定的チャンスを決められなかったのが痛かったです。あれを決めていれば試合の流れは全く違ったものになっていたでしょうし、前がかりになったイングランドに効果的なカウンターを仕掛けるチャンスも出てきたと思います。このレベルでは、守備だけでなく攻撃でも1回のミスが命取りになるんですね。

Portugal 1 - 0 Niederlande
合計4枚のレッドカードが出た大荒れの試合は、ポルトガルが1人少ない時間帯も乗り切り1点を守りきりました。
ポルトガルは、前戦の選手がテクニックがあり体が切れていたので、一人か二人だけで局面を打開することができていました。攻撃が信頼できるので最終ラインは守備に専念でき、安定した守りを見せていました。
オランダは、今大会初めて先制点を許し、激しく必死に1点を取り返そうとしましたが、逆に空回りしてラフプレーが目立つようになり、数的優位を生かせないどころか自ら退場者を出してポルトガルを楽にしてしまいました。土壇場の所で若さが裏目に出たような気がします。相手選手が倒れてゲームが中断したあと、中断前は相手ボールだったにも関わらずドロップボールを奪い取って攻め始めたところなどは、精神面の脆さを如実に示していましたし、またフェアプレーの観点からも勝ち残るにはふさわしくないチームということだと思います。

準々決勝はイングランドの守備vsポルトガルの攻撃に注目です。
by kka9216 | 2006-06-26 17:58 | スポーツ