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オーストリアのグラーツでドイツ語圏生活に奮闘しました。


by KKA9216
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EM Viertelfinale

木曜日から日曜日まで、準々決勝が行われました。

Portugal 2 - 3 Deutschland
ドイツが、まだ本調子には程遠い状態ながらも、早い時間帯に気持ちでポルトガルに襲いかかってカウンターとセットプレーから2点を取り、そのまま逃げ切りました。こういうところがドイツの強さなのでしょう。数々の歴史を残してきた国は、本当によく勝ち方を知っていますし、それを行動に移して結果を出すことができます。ポルトガルは、自慢の攻撃陣が力を発揮する前に先手を取られてチームが混乱してしまいました。

Kroatien 1 (n.V.; 1 : 3 i.E.) 1 Türkei
グループリーグで2度ドラマを作ったトルコが、またまた奇跡を起こしました。
0−0で延長に突入した試合は、残りわずか2分にクロアチアが均衡を破ります。そしてそのままロスタイムに。延長のロスタイムは1分以内のことが多いので(今回も表示は1分)、誰もがクロアチアの勝利を確信したその時、ロングボールのこぼれ球をトルコのシェントゥルクがシュート!見事ゴールに突き刺さり、土壇場の土壇場で同点に追いつきました。
こうなると、PK戦の流れは完全にトルコに。PK前の休憩では、トルコは勝ったかのようなお祭り騒ぎ、クロアチアは負けたかのような沈痛な表情ばかり、なのですから、この流れは誰も止めることができなかったでしょう。

Niederlande 1 (n.V) 3 Russland
ヒディングがまたまたやってくれました!母国に完勝!延長にもつれ込みはしましたが、僕は完勝と言いたいです。ロシアは常に攻撃的で気持ちが入っていて、パスワークと速さでオランダを圧倒していました。この積極性とスピードは見ていて本当に気持ちがいい。しかも今大会で最も洗練かつ攻撃的なサッカーをして結果を出していたオランダに勝ったのが素晴らしい。後半終了間際にセットプレーから力負けで失点したものの、弱者が強者を倒すまさにお手本となる試合を見せてくれました。この日の試合は今後のサッカーの進化にとって、明らかにターニングポイントになるでしょう。
日本も是非、スリートップとは言わずとも、両サイドに攻撃的選手が高く位置して前からプレッシャーをかけ、その力をそのまま攻撃に利用するサッカーを基本に、レベルアップしてほしいです。

Spanien 0 (n.V; 4 : 2 i.E.) 0 Italien
オランダvsロシアに比べ、何とも迫力のない試合。両チームとも勝ちゲームの作り方を熟知しているからか、慎重に慎重を重ねた試合運びでした。この日の試合と前日の試合どちらが観客を魅了するか、一目瞭然。しかも面白い試合の方が下克上が起こるのだから、これから各欧州プロリーグで弱者の攻撃的サッカーが多く見られるようになると思います。イタリアの苦難は続きそう・・・。
by kka9216 | 2008-06-23 19:45 | スポーツ