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オーストリアのグラーツでドイツ語圏生活に奮闘しました。


by KKA9216
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病院探し

オーストリアの医療事情の話に入る前に、先日風邪を引いた時の話をひとつ。

いや〜、病院にたどり着くまでが大変でした(ToT)。
風邪になったらどうするか、どこの病院に行くかということは、当然グラーツに来て早い段階から準備はしていて、大家さんからはJakomini Platz近くの病院の場所をメモしてもらっていました。そしてワールドカップ明けの月曜日、何も心配することなく教えてもらった場所に向かったのですが、どうも病院らしい場所が見つかりません。言われたとおり大きい建物があるにはあるのですが、全く病院らしくないのです。大家さんメモにある文字を頼りに3階に上がって見ると、病院らしい待合室はあるのですが、待っているのは小さい子供ばかり。単語帳を駆使して案内板を見ますがよくわかりません。うろうろしていても何も始まらないので、受付のような所で「熱があるんだが診てもらえるか?」と聞いてみると、「ここは病院じゃないから無理」と言われてしまいました・・・・・・。
(あとで調べて分かったのですが、そこは保健所のようなところでした。大家さんにこの場所を教えてもらったのは予防接種の話をしてる時だったと、後になって思い出しました。。。)

だるい身体を奮い立たせて、新たに病院探しの始まりです。かといって、どこにあるか見当も付かないので、とりあえずインフォメーションセンターに行きました。が、無愛想に「これに載ってるよ」と言って分厚いイエローページ(日本のタウンページと同じような物)を渡されただけ。当然ドイツ語だらけで分かるはずがありません。
次に向かいの薬局APOTHEKEへ。近くに病院はないかと尋ねると、とても親切に歩いて5分ほどのお医者さんを教えてくれました。ほっとして教えてもらったところに向かうと、ばっちり病院の看板がありました!のですが、その横に「Urlaub」と書かれた張り紙を発見!なんと8月まで休暇中...またまた振り出しに戻りました。。。
もうさすがにふらふらの状態でしたが、ここで運良く、張り紙に書かれた代わりの病院がある通り名を地図上で見つけることができました(弟君に感謝感謝)。しかもすぐ近くで徒歩で5分程度で無事辿り着くことができました。家を出てからすでに2時間(ToT)。ようやくひと段落です。

次は第二ラウンド。ドイツ語で症状を伝えるの巻です。《つづく》
by kka9216 | 2006-08-10 01:42 | オーストリア生活